安全でおいしい水が届くまでを体験しよう！
【水道原水林（すいどうすいげんりん）】
水道水（すいどうすい）の元（もと）となるのは、雨水（あまみず）です。その雨水を蓄（たくわ）えておく、「水道水（すいどうすい）のはじまり」は、水道水源林（すいどうすいげんりん）という森（もり）から始（はじ）まります。
森（もり）の土（つち）の中（なか）には、ミミズや目（め）には見（み）えない小（ちい）さな生（い）き物（もの）がたくさん住（す）んでいて落（お）ち葉（ば）を食べて細（こま）かくすることでふかふかの良（よ）い土を作ります。
スポンジのようにやわらかいから、森（もり）の土（つち）は雨水を吸収（きゅうしゅう）し、蓄（たくわ）えることができるのです。
【ダム】
ダムはいつでも水道水（すいどうすい）を皆（みな）さんに送（おく）るために、川（かわ）の水（みず）をせき止（と）めて水道水（すいどうすい）の元（もと）となる水を貯（た）める役割（やくわり）をしています。
ダムがあることによって雨（あめ）が少（すく）ない時期（じき）でも皆（みな）さんに水道水（すいどうすい）が届（とど）けられるようになっています。
【浄水場（じょうすいじょう）】
浄水場（じょうすいじょう）は「せき」と呼（よ）ばれる施設（しせつ）から川（かわ）の水（みず）を取（と）り入（い）れ、泥（どろ）などの汚（よご）れを取（と）り除（のぞ）き、安全（あんぜん）でおいしい水道水（すいどうすい）にする役割（やくわり）をしています。
東京都水道局（とうきょうとすいどうきょく）では高度浄水処理（こうどじょうすいしょり）などの浄水技術（じょうすいぎじゅつ）を使（つか）うことでより安全（あんぜん）でおいしい水（みず）を皆（みな）さんにお届（とど）けできるよう取（と）り組（く）んでいます。
【家庭（かてい）】
東京都（とうきょうと）で1日に使（つか）われる水（みず）の量（りょう）でもっとも多（おお）い場所（ばしょ）は「家庭（かてい）」です。
学校（がっこう）のプール（およそ300m3）ではかると、なんとおよそ10,493杯分（はいぶん）にもおよびます。
手洗（てあら）いやうがい、料理（りょうり）やお風呂（ふろ）など皆（みな）さんの身近（みぢか）なところでたくさん使（つか）われている水道水（すいどうすい）について考（かんが）えてみましょう。
【災害対策（さいがいたいさく）】
東京都水道局（とうきょうとすいどうきょく）では、地震（じしん）などの災害（さいがい）に備（そな）えて、さまざまな対策（たいさく）を行（おこな）っています。
例（たと）えば、地震（じしん）などの災害（さいがい）で水（みず）が止（と）まってしまったときには、都内（とない）に200か所以上（しょいじょう）ある「災害時給水（さいがいじきゅうすい）ステーション」で水（みず）をお配（くば）りします。


安全でおいしい水が届くまでを体験しよう！

東京都水道局ホームページ：https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/
東京都水道局ホームページ「おうち水道キャラバン」：https://www.suido-caravan.jp/